与那覇湾 | Yonaha-wan

与那覇湾は宮古島の南西部に位置する宮古島最大の干潟です。与那覇湾は深い場所でも水深が2mほどと浅い遠浅の湾で、潮下帯~浅海域にかけてリュウキュウスガモやリュウキュウアマモなど8種の海草が混生する海草藻場(アマモ場)が広がっています。大潮の干潮時には沖縄県内最大規模の1,300haにも及ぶ広大な干潟が出現し、シギ・チドリ類などの渡り鳥たちにとって重要な休息地となっています。

2012年7月6日からルーマニアのブカレストで開催されたラムサール条約第11回締約国会議(COP11)に先立ち、与那覇湾は同年7月3日にラムサール条約に登録されました。また、与那覇湾およびその周辺は「日本の重要湿地500」に選定されているほか、2011年11月には国指定鳥獣保護区(※一部は特別保護地区)に指定されています。

与那覇湾では日本でみられるほとんどのシギ・チドリ類を、夏場をのぞいてほぼ一年中観察することができます。干潟の底質が、泥質・砂泥質・砂質に分かれており、それにあわせてダイシャクシギ、アオアシシギ、ムナグロ、トウネン、メダイチドリなど数多くの渡り鳥が飛来します。世界的希少種のクロツラヘラサギも毎年飛来するほか、コウノトリやハイイロガンなど迷鳥も記録されています。1997年11月には沖縄県内では初めての記録となるタンチョウも迷鳥として飛来しました。