漫湖みんなでラボ2021 「鳥の羽と翼」体験モニター募集‼

今年のみんなでラボのテーマは「鳥の羽と翼」

毎年冬になると数多くの渡り鳥がはるか数千キロも離れた北の大地から海を越え渡ってきます。この途方もない大陸間の移動を可能にしているのが、鳥類の驚異的な飛翔能力です。

鳥の飛ぶ仕組みを紐解いてみると、非対称の構造を持つ「羽」とその重なりである「翼」の働きによって飛ぶために必要な「揚力」と「推力」を得ていることが分かります。また、翼の運動を支える骨格や筋肉の働きにも様々な驚きや発見があふれています。

今回、その鳥類の飛翔を可能にする「羽と翼」のつながりを再現した試作キットを使って、鳥類の奥深さを一緒に探求してくれる体験モニターを募集します‼

■漫湖みんなでラボ2021 テーマ『鳥の羽と翼』(全4回)
■講師:佐藤寛之(沖縄生物倶楽部)
■ 活動日:①2021年11月13日(土)/ ②12月11日(土)/ ③2022年1月15日(土)/   ④2月12日(土)の全4回
■ 定  員:10名もしくは10組
■ 対  象:小学5年生以上~大人の方(※小学生は保護者同伴、※連続講座のため全4回の日程すべてに参加できる方!)
■ 参加費:無料 ※体験後にアンケートにお答えいただきます。

チラシのダウンロード→ (pdf:1MB)

■活動スケジュール:※今回は全てリモートでの開催となります。

〇日時:2021年11月13日(土)14:00~17:00 1日目
「鳥の羽」
鳥類の羽の形に着目し、羽の形態的特徴や基本的な構造について説明します。また、羽の模型製作を通して、鳥類が飛ぶために必要な「揚力」と「推力」を生み出す仕組みについて実践を通して学習します。

〇日時:2021年12月11日(土)14:00~17:00 2日目
「鳥の骨格」
鳥類の骨のつくりに着目し、骨の軽量化や省略(癒合)など飛ぶために進化した鳥類の骨格について解説します。さらに、翼の骨の模型製作を通して、翼の骨の各部位の働きなどについて学習します。

〇日時:2022年1月15日(土)14:00~17:00 3日目
「鳥の翼」
鳥類の翼の形の違いに注目し、鳥類の生活様式との関係性や得られる飛行能力の違いについて解説します。また、第1回と第2回で製作した羽と骨格の組み立てを通して、翼のつくりや骨格と筋肉との連動した動きについて学習します。

〇日時:2022年2月12日(土)14:00~17:00 4日目
「野鳥観察」
鳥類の飛翔に着目し、鳥類が実際に空を飛ぶ様子や翼の使い方を観察します。また、越冬のため渡ってきたシギ・チドリ類の観察を通して翼以外の形態的特徴にも目を向け、水鳥の生活様式と形態との関係性や鳥類の多様性について考察します。

【お問い合わせ・お申し込み】 漫湖水鳥・湿地センター ☎098-840-5121