「マングローブ」とは、亜熱帯から熱帯地域の、河口の感潮域(海水と淡水が混ざる場所)にできる林、もしくはその林でみられる植物のこと※で、日本では沖縄県と鹿児島県に分布します。
沖縄県では、西表島と石垣島の数か所に比較的大規模なマングローブ林が分布しているほか、沖縄島では慶佐次川(東村)、大浦川(名護市)、億首川(金武町)などにまとまったマングローブ林が見られます。
漫湖では、とよみ大橋の南側やくじら公園付近の岸辺にマングローブが分布しています。湿地センターに隣接するマングローブ林には木道が伸びており、複雑な形をした根を持つ木が水の中に生える風景を楽しんだり、カニ類やミナミトビハゼのユーモラスな姿を間近に観察したりすることができます。
漫湖のマングローブ植物:
3種のマングローブ植物と特徴
マングローブの歴史:
入り江からマングローブ林への変化
※「マングローブ」という言葉が林を指しているのか、あるいは植物を指しているのか区別したいときには、「マングローブ林」や「マングローブ植物」と呼ぶこともあります。